こんばんは。

愛愛~アイリ~ン♪

愛愛~アイリ~ン♪

愛愛~アイリ~ン♪

ふぉ~えう゛ぁ~らぁ~う゛(* ̄∇ ̄)ノ♪ 


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アイリーーーーン!!(//∀//)


おっとごめんなさい今日は月組のお話でした( ̄∇ ̄*)ゞ


ということで月組トップスター龍真咲さんの退団公演、
今回は「Forever LOVE!!」の方の感想を……。

ねぇねぇねぇねぇ!

ピエールこのショーすっごい好きですよ!

藤井大介先生はトップスターの退団公演を担当されることが多いですが、
藤井先生の手がけた退団公演の中でもかなり上位に好きなショーになりそうな気がします!
(元々は藤井先生はお披露目公演の方がフレッシュな雰囲気がハマるので好きなんですが)


正直、最初に「Forever LOVE!!」ってタイトルを聞いたときは、
作品を連発して忙しすぎる藤井先生が、
ついにネタ切れで「えい!とりあえずラブ!」みたいなネーミングに走ったんじゃないかと思ってたんです。

でも実際に観てみたら、
こんなに「愛」という言葉がピッタリなショーも無い気がしましたし、
「愛」以上にこのショーのテーマにふさわしい言葉も無いと思うくらい、
もうとにかく最初から最後まで愛に溢れたショーで。

何かもう、適当なタイトル付けたとか思っちゃってて、
藤井先生ごめんなさいっていう気持ちでしたm(_ _)m

しかも龍さんから宝塚への愛、月組への愛、ファンへの愛とか、
宝塚から、そして月組からの龍さんへの愛とか、
いろんな方向への愛が飛び交ってる雰囲気で、
その愛をキラキラした龍さんがミラーボールのようにあちこちに反射させていて、
劇場中を愛が乱反射してるように感じました。


あとあの主題歌!

これも制作発表で最初に聴いたときは、
ひたすら「愛、愛、愛」って繰り返してる印象で、
藤井先生ついにボキャブラリーが枯渇しちゃったか……とか思ってたんですが。

でもこの曲はたぶん龍さんがソロで歌うだけじゃなくて、
月組みんなで、さらに言うとファンもいっしょに歌うために作られた曲なんじゃないかなと感じたと言いますか、
実際のショーの中で聴いてたらすごい好きな曲になりました。

ピエール、終わってから1日中歌ってましたからね……。

決して作曲の青木朝子先生が思ってたより可愛かったから手の平を返したワケでは……(ないこともない……2割くらい)


で、話をショーの感想に戻しますと、
退団公演なのにデュエットダンスが無いというのが話題になっていて、
「やっぱり淋しい」という人もいれば「特に気にならなかった」という人もいて、
いろんな受け止め方もあるかとは思うのですが。

僕は個人的には、やっぱりデュエットダンスは欲しかったなと思ってしまうタイプかも知れません。

ただ、デュエットダンスが無いと聞いたときから、
その理由について自分なりにいろいろ思いを巡らしておりまして。

先に大劇場でご覧になった方々がおっしゃっていた中で印象的だったのは、
まずは次期トップコンビの結成に配慮したんじゃないか、というものでしょうか。

龍さんの相手役の愛希れいか(ちゃっぴー)さんは、
次作から新トップスター珠城りょうさんとコンビを組むことに。

新コンビがスムーズに始動できるように、
今のうちから「まさちゃぴ色」を弱めているんじゃないか、ということかと思います。


それから二つ目は、龍さんのファンの方がおっしゃっていたのが、
龍さんはちゃっぴーとコンビを組むことにおいて、
お互いがちゃんと自立したコンビであることを求めていたそうで。

そのためにお決まりのコンビ感で退団を飾る必要は無いと考えた、みたいな意見もあったかと。

同時退団であればまた状況も変わったかも知れませんが、
ちゃっぴーはまだ残ることもあり、
新生の「たまちゃぴコンビ」への配慮も含めて、
「それぞれが自立したまさちゃぴコンビ」というのを大事にしたのかも知れないな、というのも感じました。


で、実際に僕がこのショーを観ていてもう一つ感じたのが、
これホントにただのすごく個人的な想像であって決して全く主張するつもりとかないので、
どうか話半分で聞いていただきたいのですが。

もしかしたら龍さんは、
ちゃっぴーに男役のトップスターとしての気持ちを味合わせてあげたかったんじゃないかなと。

ご存知の通りちゃっぴーは入団当初は男役で、
研2のときの「ジプシー男爵」で初めて女役を演じて、
研3のときに正式に娘役に転向したんですよね。

娘役に転向するにあたっていろんな方に相談した際、
「絶対ちゃぴは娘役になった方がいいよ!」とハッキリ言い切ってくれたのが龍さんだったと。

そして研4でその龍さんの相手役としてトップ娘役に就任したちゃっぴー。

男役から娘役に転向するのってすごく勇気がいることだと思うんです。

スカステのインタビュー番組でその話をしていたときの、
ちゃっぴーのちょっと潤んだ目がすごく印象に残っていて。

と同時に、人が何かを決めるときに「こうした方がいい!」と断言することも、
すごく覚悟のいることだと思うんです。

僕も断捨裸零離くんとお互いにいろいろ相談したりすることがありますが、
「絶対こうした方がいい!」っていうのは怖くてなかなか言えません。

人の決断を左右するのってすごく責任が伴うと思うので。

こないだシャラレリくんがGUで靴下を買おうとしていたのですが、
5足600円くらいのやつが何種類か並んでいる中で、
二つに候補を絞ってどっちがいいかを悩んでたんですけど、
それですら「絶対こっちを買った方がいいよ!」と断言する勇気は無かったですからね……。

だって後から「やっぱりあっちにしとけば良かったな~」とか言われたら申し訳ないですし……。

なのでピエール、「人の相談に乗ることが好きです」って言う人は基本的に信用しません。

人の人生を左右することを楽しめちゃう人ってとても誠実とは思えないというか。

シャラレリくんの良いところは、
何か相談したときに思いっきり荷が重そうな顔して黙り込むところですかね(笑)。


で、ちょっと話が逸れましたが、
だから龍さんが「絶対ちゃぴは娘役になった方がいいよ!」と言ったのも、
龍さんらしくてハッキリしてるな~としか最初は思ってなかったんですが、
今思うと龍さんなりにちゃっぴーの決断をいっしょに背負う覚悟をされてたんじゃないかなと。

結果的に今ちゃっぴーは娘役として最高に輝いていますが、
男役としての夢を諦めた上で今のちゃっぴーがあることもまた事実で。

そんな男役の道を捨てて娘役になり、
龍さんの相手役を務めてくれたちゃっぴーに、
龍さんは敢えて典型的なトップ娘役としての役割をさせないことで、
少しだけ男役のトップスターとしての気持ちを感じさせてあげたかったのかも知れないと。

プロローグで龍さんではなくちゃっぴーがセンターで登場していきなり主題歌のサビを歌う姿とか、
他にもちゃっぴーがセンターで踊る場面とかがあるのを観ていて、
何となくそんな風に思いました。

とは言っても僕は龍さんの魅力にハマったのも割りと遅くて、
「まさちゃぴコンビ」を長く見守ってきた人間ではないので、
お二人のことを深く知らない人間としての勝手な想像に過ぎません。

ちょっと人と違ったこと言ってみたかっただけだと思ってください、
そういうお年頃なのです(笑)。

いずれにしても、これが「まさちゃぴコンビ」や藤井先生がいろいろ考えた上での答えなら、
それはそれとして受け止めようと思いました。


ちなみにピエールが一番好きだった場面は、
タカラヅカニュースでの若央りさ先生と青木朝子先生の話にも出ていた、
プロローグで全員が銀橋を渡る場面ですかね~。

お二人も話していた手を前に突き出すような振りが可愛くて好きでした(//∀//)

なんかすごく華やかで「宝塚のショーを観ている!」っていう気分になれますし、
皆さんのキラキラした笑顔がまた印象的で。

あと、曲の途中でドラムの音だけになってアカペラみたいになる瞬間があった気がするんですが、
なんかそれがライブとかでファンに歌わせるときみたいで、
何だか学生時代にGLAYやSOPHIAのライブに行った頃を思い出しました(笑)。


それと龍さんとちゃっぴーとたまきちくんが客席に降りて、
「愛の海をちゃぴちゃぴ泳いじゃう~(*´∇`*)」とかシンプルにダジャレを言わされる場面。

ピエール、ちゃっぴーのあのブリッ子をやらされてる感じがたまらなく好きでしてね……(* ̄∀ ̄*)

「え~、ホントにコレやるんですか~?恥ずかしいなぁ……(´・ω・`)えいっ!ちゃぴちゃぴ泳いじゃう~!(>_<)」
っていう葛藤を想像して果てしなく萌えました(笑)。

たまきちくんの「たまには、たまきのこともよろしくね!」も、
初日映像で見たときはちょっとためらいを感じたんですが、
今回はすっかり堂々とやってる感じになってた気がします。

堂々とダジャレを言うってのも変な話ですが(笑)。


あ、そういえばこれまたチョコ○んが「ち○わしづかみ」の報告をしてくれた、
凪七瑠海さんが女装した場面のアドリブですが。

僕が観たときは、静まり返った中で凪七さんの後ろから龍さんが、
「……よっ!(・∀・)」って声をかけて「何してんの?」とか聞いて、
「ある人を待ってるのよ~」みたいに答えた凪七さんに、
「誰?」って龍さんが聞き返すと凪七さんが「分かってるくせにぃ~」と言って、
でも龍さんが「え?分かんないんですけど」みたいに急に真面目に突き放す感じの流れでした(笑)。

しかしこの場面のわしづかみ、スカステで見たときよりかなり濃厚になってたような……( ̄∀ ̄;)


それからパレード前のラスト、龍さんが一人で銀橋に出てきて、
最後にあの派手なお辞儀をする場面!

小雨ふぶきさんのお辞儀ですよね??

パレード前に客席の笑いを取るトップスターなんて初めて見ましたよ!(≧∀≦)

あれのお陰で、淋しさも感じつつもすごく爽やかな気持ちで見終えることができた気がします。

サヨナラ公演だからってしんみりさせない、
龍さんらしさを象徴する場面だったな~と。


ということで、ざっくりとした感想ですが、
とにかくこのショー楽しいです!

サヨナラ公演だけどしんみりし過ぎず、けれどしっかりいろんな愛がこもっていて、
本当に素敵なショーなのでこれからご観劇の方は存分に愛を受け止めてきてくださいませ!

受け止めきれる自信の無い方は、
お持ち帰り用のエコバッグまたはタッパー等を持参することをオススメ致します(笑)。